コネ入社就活?親のコネで就職した私の体験談

私は2015年春、新卒でコネ入社しました。

私は4年生の都内の女子大学に通った普通の学生でした。

「どこかしら受かる」「まだまだ本採用は始まってないし今は遊んでおこう」と事前準備もなにもせず、やる気のない不真面目な就活生でした。

いざ就職活動を始めると、将来何をしたいか、どんな自分になりたいかが全く分かりませんでした。

説明会に行く職種も毎度ばらばらで、面接に行く企業も一貫性がなく、なので具体的な志望動機も思いつかず、お祈りメールをもらってばかりでした。

そんな私がコネ入社をした経験と経緯を綴りたいと思います。

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1、一般家庭の私でもコネ入社できてしまった経緯

コネ入社の経緯

就職活動を開始してから4か月目が経とうとした時に、不動産業に就職したいとようやく方向性が決まりました。

そのことを家族にさらっと話すと次の日には父がここの会社はどうかとコネ入社の話を持ち出しました。

そこは大手不動産会社の子会社でした。

話を出された2日後にES(エントリーシート)の締め切りが迫っていたので、給料と勤務地だけ確認し、コネ入社について考える時間はなく、勢いで申し込みました。

ESを受領してもらい、これで社長面接までは必ず保証できると連絡がありました。

コネ入社といっても私は社長の娘、役員の親族といったわけではありません。

普通の一般家庭の女子大生でした。

父の仕事関係のお客さん(仮;Wさん)のお客さんがその会社の役員といった関係で、コネとしてはかなり遠かったと思います。

父とその役員さんは一度だけ仕事面で会った事はあったらしいですが…。

仕事場でたった一度だけですよ…。

お約束通りするすると一次面接、二次面接、社員さんとの交流会をパスし社長面接のご連絡がきました。

驚いたことに社長からコネの話題は全くなく(Wさんと知り合いなんだね、と言われることを予想しておりました)緩い雑談に近い面接内容で終了し、無事に入社することになりました。

父のお客さんがどんな風に紹介してくれたのか分かりませんが、紹介してくれた役員が社内で相当力があったことは間違いないです。

私は普通の一般家庭の女子大生だったので、まさか就職できるコネクションがあるとは思いもしませんでした。

2、入社した初日にコネ入社発覚

コネ入社

コネ入社は周囲にばれてしまうのか、これはコネ入社を検討している人は最も気になるトピックかと思います。

結論からいうと、やはりばれると思って入社したほうが良いです。

もしばれていないといった人は運が良いか本人が気が付いていない(周りも大人なのでわざわざ言ってこない)だけです。

私の場合は、入社式4月1日の初日にばらされました。

初日に配属発表があり、他の同期と同様に営業職に配属されました。

私が配属された部署にはもう一人の同性の同期と私の2人だけでした。

初日社内手続きやガイダンスの終了後、各々部署へ挨拶にいきました。

部長と、私ともう一人の同期を担当してくれるOJT2名の計5名でミーティング室で話を始めました。

そして本当に序盤に、部長から「Wさんとお父さん知り合いなんだってねぇ~~~~~!!!」と初っ端からばらされました。

この部長、この後一緒に3年間働いていき上司としては最高で大好きになった部長だったんですが、思ったことを何でも口にしてしまう、空気を全く読まないおじさんでした。

後々聞くとOJTの先輩はこの時に初めて知ったようです。

しかし先輩は良いとして同期…。

この隣に座っている同期、絶対他の同期にばらすよなぁと怖くて顔を見れなかったのを覚えています。

これから働く上で、頼りになっていくだろう戦友であろう同期から嫌われることを覚悟しました。

辛い就活を経験しないで楽して入社してきた人に思われるでしょうからね。

挨拶が終わってビルを出た後に「実はコネなんだよね~!なんか社長面接までは通してくれるって言われててさ」と明るく話してみました。

口止めして欲しいようなことは自分から言いませんでしたが、その後他の同期から直接何か言われるようなことや、浮くことは幸いにありませんでした。

その子が黙っていてくれたのかと思います。(感謝しています)

しかし、入社して3~4ヶ月は、同じ部署内の部長以外のおじさんメンバーからも「Wさん知っているよ、一緒に仕事したことあるよ~」と至るとこで頻繁に声をよく掛けられました。

部長がランチや一服しているときにでも話したんでしょうね。おじさんメンバーは悪気なく話してくるんです、どこで誰といても。

新入社員の私たちからしたら親子ほど年の離れているおじさんメンバー、他の共通の話題もありません。

彼らがコネ入社を知っている場合は、100%その話題をされる&場所を問わずされると思っていた方が良いです。

3、コネ入社には厳しい視線が

コネ入社に厳しい

入社した会社は不動産会社なだけあって社員数の9割は男女年齢問わず営業職でした。

その中で入社してから約9年異動せず、営業部署の事務担当をしている女性社員Sさんがいました。

私も仕事で関わることがあったのですが、Sさんは優しく礼儀正しく、電話を取るのも速いしメールのレスポンスがとにかく速く、私の提出忘れがあると怒ることなくこれまた丁寧に再度連絡をしてくれるような優しい仕事のできる方でした。

同じ営業職の女性先輩社員たちとランチに行くと「Sさん異動しないかな」「するわけないでしょ、お父様が許さないよ~私もあの席に座りたぁい」「クーラーの下で電話だけ出てればいいんだもん」「結婚は?」「お嬢様だからしたい人たくさんいるんじゃないの?」と、新入社員の私の前でSさんがお嬢様でコネ入社していることを隠すこともなく話をされました。

コネ入社したことだけを蔑むわけではなく、プライベートなことまで…、容赦がなかったです。

そして一度だけではなく、先輩社員の彼女たちにストレスが溜まると?、Sさんは営業職に就かないでズルいといった話題で定期的に陰口同様のことを話されていました。

私からしたら、あんなに真面目でしっかり仕事をこなしているのに何でここまで言われているのか理解ができなかったです。

きっと、親の口利きで入社してきて職種も選んでいることを理由に、どこまでも下に下に見ていたんでしょう。

この先輩たちは私がコネで入社した事を知っています。

この様子では私がいないところで何かしら言われてたと思います。

4コネ入社したことへの後悔

コネ入社への後悔

コネ入社した最大の後悔したことは何だと思いますか?

周囲から顰蹙をかう、親の話をされる、親へ自分の情報が筒抜け等、色々人によってあると思います。

私の場合は「社風が自分に合わない」でした。

まだ会社で働いたことのない学生の方は、本当に社風ってあるのかと疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、会社の方針や上司の働き方をみて社員は育っていきますし、合わない人は転職していくので、働いている人たちは似た人たちの集まりになります。

私が勤めていた会社は、よく言えば優しい、温厚でした。

ただ、私が会社の方針と合わないと感じたのは第一に給与体系でした。

営業がメインの会社なのに、売上と給与が比例しないのです。

営業職なのに売上数字を出せていない人(=働いていない人)でもボーナスを貰える。

営業成績が悪い人からしたら優しい会社だと思いますが、営業成績上位の人たちからしたらどうでしょうか。

また、温厚だと感じたのは社長を始め、おっとりして優しい人が多く、社員全員と話したことがあるわけではありませんが、鋭い意見を言うなと感じだ人はたったの3人だけです。

温厚だと感じた例は多数ありますが、手厚すぎるサポートが多くあり、3時間かけて行った研修も30分でできたんじゃないかと疑問に思ったり、とにかく「スピード感」が欲しかったです。

せっかちな私からしたら話が長く、無駄なことが多く感じてしまいました。

何より、一緒に入社した同期達もさすが人事部が面接をして選んだんだなと痛感する、会社の社風に合った温厚で大人しい人ばかりでした。

大学時代の友達がsnsでアップしているような「同期と華金でビール!カラオケ!」「同期と旅行!」といった仕事後のプライベートはありませんでした。

私は「同期とは働く悩みや辛さを分かち合い、横のつながりの絆を作るもの」と、夢見ていたので非常に残念でした。

5、私のコネ入社体験談まとめ

コネ入社まとめ

コネ入社した話を隠しておくのは無理だと思ったほうがいいです。

特におじさんメンバーからは時と場所を構わず話題を振られます。

1対1の時にひそひそ話といったことはあり得ません。

仕事ができないと、コネ入社のことを言われるもはもちろん。

仕事ができても気に入らないことがあるとコネ入社のことをずっとネタにされ続けます。

1週間のうちに5日会社に行き、朝から夜まで家で過ごすより長い時間を会社で、同じ会社の人たちと過ごします。

仕事をするのに仲良くする必要はありませんが、働きにくい環境だと心身共に疲れてしまいます。

今の時代、同じ会社に一生雇用されるといったことは少ないかもしれません。

しかし、新卒採用切符が使用できるのは一生に一度だけです。

就職活動は自分と将来を考える時間です。

真剣に向き合い、最大の強みである新卒採用という切符を上手く使ってくれればと思います。

コネ入社を検討している方、どうしてもその会社で働きたいと強い意志がある人以外は、時間を掛けてでも自分に合った会社を探した方が行く行くあなたの為になります。

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