就職面接で逆質問をしないと落ちる?逆質問はアピールチャンス

「何か質問ありますか?」

面接最後でよく聞かれるこの質問。

学校の授業だとここでシーン、となり
「ではここで授業は終わりにします」
となることも多いですが、就職面接ではどうなのでしょう?

面接官:「最後に何か質問ありますか?」
就活生:「特にありません」

これでいいのでしょうか。
結論を言うと
質問しないと確実に落ちる、というわけではありませんが
これはもったいないですし、面接通過確率は下がってしまいます。

逆質問も採用面接の中の1ステップなのです。
そこで今回は

・面接の逆質問の目的
・就活生が意識するべき逆質問のポイント
・逆質問の良い例、悪い例

について解説していきます。

就職面接で企業が逆質問を行う理由

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コミュニケーション能力を測るため

冒頭でも述べたように、逆質問も採用プロセスの一貫です。
つまり、逆質問でも何かしらの能力を見ているわけです。

その一つが「コミュニケーション能力」です。

日本経済団体連合会(経団連)が実施した
「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によりますと
過去16年間、企業が採用において最も重視するのが「コミュニケーション能力」です。

ちなみに2位は10年連続で「主体性」です。

 

面接官側からの質問に答える、という受け身の形式だけではなく
就活生側から質問してもらうことにより

面接官の方は「コニュニケーション能力」をより深く見極めることができます。
また、就活生側から発話してもらうので、「主体性」を測ることもできるわけです。

志望度を測るため

能力面で企業が重視することが「コミュニケーション能力」である一方で
能力以外の部分で最も重視しているのが「熱意」です。

熱意は特に新卒採用で重視されます。

企業としてはもちろん優秀な人材も欲しいわけですが
結局新卒採用である以上、スキルの面に大した差はありません。
もしスキルを求めるなら中途採用でいいわけです。

元々スキルはなかったとしても、熱意さえあれば
働いていく中で、また、研修などを通じて
必要なスキルは身につけることができるわけです。

ただ、熱意がないとどうしようもありません。

逆質問で、就活生が企業に対してする質問によって
就活生がどれくらい自社について知ってくれているのか
関心を持っているかを知る目的があります。

人柄を把握するため

3つ目は人柄を知ることです。

すごく熱意があり、能力が高い、としても
いまいち企業文化に合わなかったり、
その就活生が思っている状況と実態が違うということもありえます。

就職してから「思っていたのと違った」
と思われて退職されてしまうのは、企業としてもできるだけ避けたいものです。

就職後のミスマッチを防ぐためにも、質問内容から
どういう人柄で、何を重視しているのか、何に関心を持っているのか
を知ろうとしています。

 

合格のために逆面接で就活生が意識するポイント

就活 ホームページ

質問能力をアピールする

逆面接で企業が見たいものは先に書いた通りです。
ということは、就活生としてはその企業が求めているものを
自分が持っていることをアピールすればいいわけです。

1つめはコミュニケーション能力のアピールです。
つまり「良い質問」をする、ということです。

コミュニケーション能力をアピールするための質問なので
Yes、Noで答えられてしまうような質問はあまり向きません。

質問して、答えが返ってきて終わり
というものではなく
その質問をきっかけに、話を膨らませられるような質問をすることで
コミュニケーション能力をアピールすることができます。

意欲を伝える

2つ目は意欲を伝えることです。
「私はこれだけあなたの会社のことを知っている」と質問を通して伝えるのが理想です。

ですので、ホームページを見ればすぐにわかるような質問は適しません。
むしろ、「そんなことも知らないのか、あまりうちの会社に興味がないのかもしれない」
と思われてしまうリスクがあります。

あとでも紹介しますが
「御社の○○いう理念に共感しましたが、具体的にどういうことをやっているのでしょうか?」
というようなホームページではわからないような詳細部分を聞くような質問をすることで
意欲を伝えることができます。

企業と自身の相性を示す

3つ目は企業と自身の相性を示すことです。

例えばアットホームな会社です、と謳っているのような会社に
いきなり「副業はできますか?」などと聞いてしまうのはあまりお勧めしません。

一方で、自身で成長していって欲しい、という文化の会社に
「どのような教育制度がありますか?」などと聞くのも
その企業と自身のミスマッチを示してしまいます。

その企業の文化や価値観に沿った質問をすることで
自身と企業の価値観があっていることをアピールできます。

就職面接での逆質問の例

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良い逆質問の例

・御社の○○という理念に共感しましたが、具体的にどういうことをやっているのでしょうか?
・御社で活躍している方に共通する資質は何かありますか?
・入社までに身につけておいて欲しいスキルはありますか?

それぞれ、ネットで調べてわかるような質問ではない上に
「その企業に対してより理解を深めよう、求められる人材になろう」
という熱意が感じられる質問ですね。

 

他にも面接官が現場で働いている方であれば

・今までの仕事でやりがいを感じた時のことを教えていただけますか?
・普段働く中で意識していることなどはありますか?

など、面接官の方個人の考えを聞くような質問もお勧めです。
実際に働いている方の声を直接聞ける良い機会でもありますし
そこから会話を広げることで熱意やコミュニケーション能力のアピールができます。

 

悪い逆質問の例

企業が逆質問で求めていることと逆をすれば悪い質問となります。

・Yes, Noで答えられて、その後に発展しない質問

Yes, Noで答えられる質問がダメだというわけではありませんが
YesかNoで終わりではなく、その後に会話を発展させる必要があります。

 

・待遇は給与についての質問

待遇や給与についての質問は
そこが悪ければ、入社しないかもしれない
という思いと取られ、熱意がないと判断されかねません。

そうはいっても気になることだとは思いますので
待遇や給与などについてはOB訪問などで聞くことをおすすめします。

 

・調べればすぐにわかる質問

これも、企業への調査が足りていない、
熱意がないと取られてしまいますので悪印象です。

 

・企業の価値観とずれる質問

先にも述べたように、企業の価値観とズレた質問もおすすめしません。

就職面接の逆質問は自身のアピールチャンス

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逆質問は、主体が自分となる自由度の高いアピールチャンスです。

自由度が高いので、うまく使えば大きな威力を発揮する一方で、
対策なしに挑んでしまうとむしろ悪い印象を与える可能性もあります。

逆質問で求められているものは何か?
を意識した上で対策をし

内定獲得に向けて有効な機会として利用しましょう。

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