【文理別】就職偏差値ランキング|信頼性や使い方を解説!

受験勉強の時などに、偏差値というものをよく意識していたのではないでしょうか?志望校を選ぶ時にも参考にした方も多いと思います。

模試のように全員が同じ試験を受ける時には、自分の相対的な成績を把握するために偏差値は役立ちます。

実は、就職においても、就職偏差値表というものが存在します。

ただ、就職は模試のように、皆が同じテストを受けるわけでもないですし、点数がでるものでもありません。

では、一体就職偏差値とは何なのでしょうか。

今回の記事では

・就職偏差値とはどういうものなのか
・就職偏差値はどれくらい信頼できるものなのか
・就職偏差値はどう使えばいいのか

を解説していきます。

就職偏差値の概要

ベンチャー企業

就職偏差値とは

就職偏差値とはその名の通り、就職するに当たっての難易度を偏差値で示したもので文系用/理系用にわかれています。

では一体、その就職偏差値とは誰が決めているのでしょうか。

就職偏差値ランキング表は、2ch就職板での議論をもとに、就職偏差値ランキング委員会によって作成されています。
就職偏差値ランキング委員会

ここで、注意して欲しいのは、リクナビやマイナビのような就活サービスを提供しいている企業によって作成されたものではないということです。

あくまで個人の議論をもとに作成されたものです。

最新の更新は2019卒用となっていて、2020・21年卒用はまだ更新されていない状況です。ですので、この記事では2019卒用の紹介をします。

近年では、世の中の変化も激しくなり、就職偏差値も多少変わってきてはいるでしょうが、基本的には変わっていないものの方が多いでしょう。

ただし、例えば旅行業界、航空業界、ホテル業界など、2020年のコロナの影響で今後採用を減らす可能性がある業界もあります。どうなるかはわかりませんが、もしこれらの業界希望の方は、動向のチェックをしておくことをおすすめします。

就職偏差値の信憑性

就職偏差値は、ある程度の基準を設けた上で作成されているので、まったくのでたらめということはありません。

ただし、先に述べたように、あくまで個人が作っているものなので、信憑性が高いとは言えません。

そもそも就職活動は、大学受験のように、皆が共通のペーパーテストをうけて点数で合否が決まるものではありません。そのため、難易度の比較はそう簡単にできるものではありません。

業界や業種によって、対策は違ってきますし、各企業についての知識というものも重要となります。

また、同じ企業でも職種によって当然難易度は変わってきますが、この偏差値表ではそこまで細かくは別れていません。

とうことで、就職偏差値を信頼仕切るのは危険です。しかし、倍率や人気度なども考慮して作成されているので、参考にはなります。

それでは就職偏差値表を見ていきましょう。

就職偏差値(文系編)

理系ナビ3

まず文系の就職偏差値を紹介します。

偏差値65以上をSランク、65未満60以上をAランク、60未満55以上をBランクとします。

Sランク

就職偏差値65以上のSランクの企業は以下の通りです。大学受験で考えると、旧帝大、早慶上智クラスにあたりますので、最高レベルの難易度といえます。

 

[69] 国際協力銀行 日本銀行 野村證券(GM) 三井不動産 三菱地所

[68] 東京海上(SPEC) ドリームインキュベータ 日本政策投資銀行 日本テレビ 日本取引所 野村證券(IB) 三菱総研

[67] 三大出版社 テレビ朝日 電通 日本生命(AC) 野村AM フジテレビ 三菱商事 みずほ証券(IB) みずほFG(GCF) SMBC日興証券(セルトレ)

[66] 第一生命(FE) 大和証券(GM) 日本郵船 博報堂 みずほFG(GM/AM) 三井物産 三菱東京UFJ(戦財,FT) 三菱UFJモルガンスタンレー(IB) SMBC日興証券(IB) TBS

[65] アセットマネジメントone 伊藤忠商事 経営共創基盤 経団連 コーポレートディレクション 商船三井 住友商事 大和証券(GIB) 大和投資信託委託 テレビ東京 トヨタ 日本財団 野村総研(コンサル) 三菱東京UFJ(GCIB) 三菱UFJ国際投信 JA共済(AC) JICA JR東海 NHK

 

金融・メディア・コンサル・商社といった、人気業界の中の一流企業が名を連ねています。

最近では、メディアや金融の人気度が落ちてきているとはいえ、その分採用人数を少なくしているところもあるので、依然難易度は高い状態です。

Aランク

就職偏差値60以上、65未満のAランクの企業は以下の通りです。大学受験で考えると、MARCHクラスに対応します。

 

[64] 朝日 共同通信 国際石油帝石 ジャフコ 準キー 新日鐵住金 大和住銀投信投資顧問 日経 ニッセイAM 日本経営システム 日本証券金融 日本M&Aセンター 任天堂 丸紅 三井住友AM 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 読売 JXエネ

[63] 旭硝子 味の素 出光シェル サントリー 証券保管振替機構 信越化学 全銀協 損保協 中電 東急不動産 東ガス ドコモ 日証協 日本相互証券 農林中金 ホンダ 三井住友トラストAM 三菱重工 JFEスチール NTTデータ経営研究所

[62] 小田急 キリン 京王 経済同友会 住友不動産 損害保険料率算出機構 東急 東京海上日動 東京建物 東電 日産 日本総研(コンサル) 阪急 三菱化学 三菱UFJ信託 みずほ総研(コンサル) JR東 JRA

[61] アサヒ 上田八木短資 川崎汽船 時事 住友化学 世界貿易センタービルディング セントラル短資 大ガス 大和総研(リサーチ) 中日 東京短資 東京流通センター 東燃 日清製粉 日本生命 バンダイ 日立コンサルティング 富士フィルム 毎日 みずほ情報総研(リサーチ) JR西

[60] 花王 サッポロ 資生堂 首都高速 住友電工 双日 デンソー トーア再保険 東宝 豊田通商 日揮 日本郵便 JASRAC JT KDDI R&I

Aランクでは、メーカーやサービス業も増えてきました。メーカーやサービス業は、Sランクに多かった、コンサル・商社・金融・メディアと比べると、給与がやや低い傾向があるので、その分少し難易度も下がるようです。

そうはいっても、Sランクの企業群と比べて、内定が簡単なのかというと決してそんなことはなく、内定獲得が非常に難しい企業であることに変わりはありません。

Bランク

就職偏差値55以上、60未満50以上の企業は以下の通りです。

 

[59] 産経 地電 電源開発 NEXCO中 NTTデータ 東レ 富士セロ 川崎重工 コマツ 森トラスト キーエンス キヤノン ANA 三井住友信託 武田薬品 三菱マテリアル 三菱東京UFJ銀行 預金保険機構 生保協 信託協 JA共済 信金中金 シグマクシス ヤマハ 関電 日立

[58] SMBC JFC MS海上 NKSJ 第一生命 3Mジャパン 日東電工 森ビル NEXCO東西 三菱倉庫 メタルワン 神戸製鋼 伊藤忠丸紅鉄鋼 旭化成 三井化学 IHI 三菱電機 ADK ソニー ブリジストン プルデンシャル生命 アビームコンサルティング キッコーマン ヤクルト ハウス食品 松竹 エイベックス

[57]みずほ銀行(OP) あいおいニッセイ同和 明治安田生命 住友生命 商工中金 郵貯銀行 NTT東西 野村不動産 私鉄下位 阪神高速 JX金属 JSR 豊田織機 リコー NTTコムクラレ 帝人 富士通総研 日本能率協会コンサル SBIC 三井不動産ビルマネジメント 三菱地所ビルマネジメント オリエンタルランド 吉本興業

[56] JR九州 昭和電工 古河電工 島津製作 ニコン 鹿島 住友金属鉱山 宇部興産 住友倉庫 ソフトバンク かんぽ生命 パナソニック 富士通(SE除く) 日本総研(IT) 全信組連 新生銀行 JCB マネックス QUICK NTTファシリティーズ サンシャインシティ 東京ビッグサイト 村田製作所

[55]りそな銀行 あおぞら銀行 日立化成 日本製紙 日本板硝子 大陽日酸 積水化学 バンナム 三菱ガス 化学 YKK オムロン アドバンテスト コニカミノルタ 東芝 NEC 明治製菓 大林組 清水建設 竹中工務店 三井倉庫 大和総研(IT) みずほ情報総研(IT) コナミ セガ 地銀協 オリックス 野村證券 金融取 信用保証協会(首都圏)

オリエンタルランド、ANA、ソニーといった就職企業人気ランキング上位の企業をはじめとした一流企業が名を連ねています。

正直いって、Aランクと比べても差がないような企業も多いです。

就職偏差値(理系編)

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次に理系です。

文系と同じく、65以上をSランク、65未満60以上をAランク、60未満55以上をBランクとします。

Sランク

理系の就職偏差値65以上のSランク企業は以下の通りです。

[70] IBM(基礎研) Google(ソフトウェアエンジニア) Intel

[69] NTT研(基礎研) JAXA 産総研 理研 豊田中研 鉄研 電中研 楽天研 ヤフー研

[68] 上位金融(数理専門) NHK(放送技術)

[67] JXエネ JR東海 Microsoft

[66] ドコモ(中央) INPEX TVキー局 武田薬品 任天堂

[65] JR東 トヨタ サントリー 味ノ素 東ガス ANA(技術) 第一三共 パシコン キーエンス 日揮 旭硝子 NTT研(開発) KDDI研

偏差値70に君臨する、IBM基礎研、Google、Intelからはじまり、偏差値上位は研究所が並びます。

研究職につくには、相当なスキルが求められるので、難易度が高くなっています。博士課程を修了した学生をメインで採用している会社も多いです。

Aランク

就職偏差値60以上、65未満の企業は以下の通りです。

[64] JR西 ホンダ 日清製粉 三菱化学 東燃 信越化学 三化研 アステラス エーザイ アサヒ キリン NEC研 新日鐵住金

[63] JT 三菱重工 ホンダ 電源開発 日清食品 大ガス 中電 出光 JX金属 コマツ 日立(非SE) 昭和シェル KDDI 東レ 住友化学 千代田化工 JAL(技術) 富士フイルム 建設技研 日産

[62] 資生堂 ユニチャーム 東邦ガス 地方電力 関電 ファナック 花王 キヤノン DeNA 川崎重工 JFE SCE HP 日本IBM(SE) NTTデータ 三井化学 旭化成 ゼロックス IHI 明治 三菱マテリアル 三菱電機 デンソー

[61] 住友電工 昭和電工 東洋エンジ NTTコミュ 大手ゼネコン 帝人 JSR ソフトバンク ニコン 豊田自動織機 ブリヂストン 東電 住友鉱山 サッポロ 王子製紙 楽天 NRI 日東電工 板硝子 アマゾン LINE 東京エレクトロン ヤフー

[60] ソニー NTT東西 古河電工 HOYA ダイキン 日本製紙 コニカミノルタ 富士通(非SE) 住友重機械 カシオ DIC 神戸製鋼 宇部興産 古河電工 積水化学 マツダ 森永製菓 クラレ 大陽日酸 リコー パナソニック サイバー GREE

Aランクでは、IT、通信、メーカーが並びます。理系で研究職以外に就職するとなると、このゾーンが最難関となります。

Bランク

就職偏差値55以上、60未満の企業は以下の通りです。

[59] エプソン ヤマハ発動機 テルモ DNP 凸版 クボタ 村田製作所 日立金属 フジクラ 三井金属 三菱瓦斯化学 東ソー カネカ 日立化成 島津製作所 mixi 浜松ホトニクス 日立ハイテク

[58] 富士重工 京セラ オリンパス オムロン NEC アイシン ダンロップ スズキ ブラザー工業 日新製鋼 大同特殊鋼 日本軽金属 日本電気硝子 三菱レイヨン 日本触媒

AランクはBtoCの企業が多いのに対して、BtoBの企業が多い印象です。BtoB企業は、学生には馴染みのない企業も多いですが、BtoC企業にはない安定感もあり、当然入社は容易ではありません。

就職偏差値の使い方

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偏差値が高いから良い企業とは限らない

就職偏差値表を見る時に気をつけて頂きたいのは、偏差値が高いから良い企業とは限らないとうことです。

大学であれば、偏差値が高いところを目指しておけば良い雰囲気がありますが、就職では当然そうではありません。

そもそものこの就職偏差値表は参考レベルであることも含めて、この偏差値表を企業選びの参考にすることはおすすめしません。

偏差値で対策を変えすぎない

偏差値が高いから特別な対策が必要と考えすぎる必要もありません。

もちろん偏差値が高い方が、倍率が高かったり、高学歴の人が多かったりという傾向があるのは確かでしょう。

ですので、もしも偏差値の高い企業に入りたいのであれば、インターンに参加したり、早くから対策を始めることがおすすめです。

ただ、そうはいっても、偏差値が高いからこその特別な対策があるわけでもないですし、偏差値が低いから対策は少なくていいわけではありません。

結局それぞれの企業には、それぞれの対策が必要です。

就職偏差値は意識しすぎずに、自分が入りたいと思うランキングに沿って、対策をしていくのが一番です。

人気ランキングとの比較

最後に、就職人気ランキングと比較してみましょう。

人気ランキングは、いくつかの就職サービス会社が実施していますが、マイナビと日経が21卒の学生3万630人に実施したアンケートの結果が以下です。

(出典:21年卒大学生「就職企業人気ランキング」 – 文系と理系それぞれの回答から読み解く”今の就活事情”)

トヨタのような大企業が、「終身雇用の維持は難しい」と発表するような先行きの見えない世の中。そして、働き方改革にも注目が集まっている中で、やりがいや安定感を重視する学生が多いようです。

人気企業は、入社難易度も高くなります。

就職偏差値はあくまで参考にとどめて自分にあった企業選びを!

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今回紹介した、就職偏差値ランキングや人気企業ランキングのようなものは、わかりやすいので企業選びの参考にもしやすいかもしれません。

ただ、就職で大切なのは、人気の企業や就職偏差値の高い企業にはいることではありません。

自分にあった企業にはいることです。

自分にあった企業を見つけるためには、自己分析をしっかりして、業界や企業分析をしっかりすることが重要です。分析では、ネットの情報だけではなく、説明会に参加したりOBOG訪問をして、実際に働いている人の声を聞くことも大切です。

そうして見つけた志望企業の難易度をざっくりと把握するためには、就職偏差値ランキング表を使うのも悪くはありません。

難易度が高いのであれば、より一層の対策が必要なのは確かです。ただ、信憑性が高いわけでもない偏差値表を気にしすぎるのは危険です。

偏差値表は参考程度に利用して、1社1社丁寧に分析して、十分な対策をして、採用試験に挑んでください。

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